大手消費者金融のアコム株価が上昇ムードになっています。
要員としては、「過払い金返還」がひと段落して、収益化が上向いているからのようです。
消費者金融大手、アコムの株価が1月22日に一時、前日終値比2.1%(11円)高の524円まで上昇、2017年6月(540円)以来、約2年7カ月ぶりの高値をつけました。
その後も上昇を続け、1月末には530円台にまで回復しています。
一時アコムは、倒産寸前まで追い込まれた時代がありました。
顧客から受け取り過ぎた利息を返金する「過払い金返還」が経営を圧迫していました。
しかし、この過払い請求返還が一段落し、業績改善が進むと期待する投資家の買いが入っているようです。
アコムは、メガバンクの後ろ盾で窮地脱した感があります、ここからは順調に経営が上向いて行くのではと期待されています。
過払い請求は、消費者金融の経営をかなり圧迫しました、当時最大手出会った武富士は2010年に経営破綻し、東京地裁に会社更生法適用を申請しました。
アコムの場合、最高裁判決の前の2004年に三菱東京フィナンシャル・グループと資本提携していたことで窮地を救われました。
アコムが1月30日に発表した2019年4~12月期連結決算は、純利益が前年同期比11.9%増の647億円と好調になっています。
アコムだけでなく、消費者金融・信販各社の業績は改善しており、株価は上昇しています。
なかでもMUFGの一員として安定感のあるアコムは、さらに業績を伸ばすために、さらに貸付を増やす可能性があります、アコムで借りたいなら今がチャンスかもしれません。
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