個人間融資サイトに投稿している貸します!というのはほとんどが闇金業者なので気をつけてください!
関わると押し貸しや携帯電話買取詐欺、保証金詐欺、キャンセル料金詐欺などの詐欺行為でお金を巻き上げようとしてきますよ。
得体のしれない個人間融資は非常に危険です。トラブルに巻き込まれる可能性が非常に高いですよ。
たとえばこのような個人間融資の掲示板の書き込み
【融資します】
都道府県:東京都
融資可能額:10万円
融資条件・詳細コメント: 正直な方に融資します。 下記を埋めて返信お願いします。 【希望額】○万円 【名前】○○ 【年齢】○歳 【職業・雇用形態】○○ 【月収】○万円 【提示可能物(身分証明等)】免許証or保険証など 本人確認書類提示可能なら、真剣に考えて 力になりたいと思います。 融資金額はお話しして決まります。 興味をお持ちの方は詳しくお問い合わせください。未成年学生の方はご遠慮下さい。
良く見かける書きこみですが法律を守って借りれる事はほとんどありません。
大手消費者金融の審査に通らない、借りれるところがない、という事でたどり着く個人間融資の掲示板ですが、ブラックでも融資してくれる可能性のある中堅や小規模な消費者金融はありますので安易に個人間融資に申し込まないように!
個人間融資が危険な理由
まず冷静になると分かる事なんですが、ネットを介しての個人間融資となると相手が全く見えません。
それは借りる方も貸す方もどちらにとっても同じ事なんですが、そんな状況でお金の貸し借りを行う事がどれだけ危険かは、切羽詰まっている状態では気が付かないのです。
貸す側にとっては
- 「お金を貸すと見せかけて先に個人情報を送らせよう」
- 「保証金や手数料が必要だと先に振り込ませよう」
- 「貸すと見せかけておいたらいう事を聞くだろうからサイト登録をさせて儲けよう」
- 「小額を貸し付けて違法の金利を取ってやろう」
これらの事が簡単に行えるのです。
闇金業者がこの状況を見逃すはずはありません!すごい数の闇金グループが個人を装って手ぐすね引いて待っているのです。
もちろん本当に助けてやろう!という善意の元に個人間融資の掲示板やホームページに貸します!という投稿をしている人がいるかもしれませんが、砂漠に落ちた針を探すように少ないのです。
個人間融資でも適応される利息制限法・出資法
個人間融資は文字通り個人同士のお金の貸し借りなんですが、その借金の金利・利息は当人同士が納得すればいい!というモノではなく、法律によって定められている以上の金利を請求することはできないのです!
友達同士のお金の貸し借りでも同じで、利息制限法(元本が10万円未満の場合は年率20.0%、10~100万円未満は18.0%、それ以上は15.0%)で定められている以上の利息は請求できません。
厳密にいえば利息制限法を違反しても罰せられる法律はありませんが、収支法を違反すれば刑事罰が与えられます。
出資法は年率29.2%を超える利息の契約をした場合違反になります。
このように個人間融資でも法律が適応されるので勝手に好きな利息を決めて、お金を貸して返済さえる事自体違法行為となるのです。
個人間融資で違法行為をしてまで人助け!なんてありえません。
違法行為を行うのは闇金業者です。
先ほども書いた「本当に助けようと思っている善意のある融資者」がほとんどいない理由はこの法律を守る金利での融資で、得することなんてないからなんです。
個人間融資を法律内で行っても得しない
個人間融資を法律を守って行うとしましょう。
例えば5万円を貸す側に立ったとしてください。
5万円を毎月1万円返済で5回返済で貸した場合、返済時に受け取れる金額は利息制限法に照らし合わせると、年率20.0%で毎月の返済は1万821円となるのです。
これを5回繰り返しても821円*5=4105円です。
5カ月間、得体のしれない相手にメールや電話でやり取りをし、免許証のコピーや勤務先住所を送らせて、時間も手間もかけてお金を貸して、5カ月でたった4105円の利益。
こんな儲けの低い事、お金を貸す側になった場合やりますか??!!
僕はしません。
めんどくさいだけですから。
消費者金融のように会社として大規模に貸付顧客がたくさんいて、というなら分かりますが、個人間融資でたくさんの人に貸すなんてデメリットしかありません。
返さない人がたくさんいますし。
個人間融資で善意の貸し付けをしてくれる人がほとんどいないという事が貸す側に立てばスグにわかると思います。
そうなんです、個人間融資は貸す気なんてない、詐欺行為やそれ以外で儲けてやろうという闇金や悪徳業者ばかりなんです。
個人間融資で連絡してくるのは闇金ばかり、その手口は!
個人間融資の掲示板やホームページで投稿していたり連絡をして来たりする闇金業者は色々な手口で騙そうとしてきます。
その中には騙された事自体気が付かないような事例も含まれますので気をつけてください。
代表的な手口を紹介しておきます。
個人情報不正取得
お金に困っている人の個人情報、住所や電話番号、勤務先の電話番号等の情報は裏社会では高価取引されているのです。
個人間融資の本人確認を装って、免許証や保険証の写メールを送らせたり、親族の電話番号などを聞きだされてしまいます。
融資なんてしてもらえず、個人情報だけを騙し取られ転売されるのです。
その後は市なら良番号からの着信があったり(闇金勧誘)、自宅にDMなどが届いたりします。
携帯電話買取詐欺
最新版のスマホであるiPhoneやiPadを携帯電話会社で契約させて、携帯本体を送ると買い取る、もしくは審査情報を改善するために購入しろ、といった詐欺です。
白ロム詐欺とも呼ばれています。
当然購入金額は自分が分割で払うことになり、iPhoneを送っても買取料金などは振り込んでもらえません。
先振り込み詐欺
「融資をするには手数料がかかるの電先に振り込んで欲しい!」
「返済能力を確認するために5000円振り込むので、1週間後に1万円返済を行ってください。出来たら10万円融資します」
など融資を行う前にお金を振り込ませようとする種類の詐欺です。
サイト登録誘導
融資をする条件として事前にアフィリエイトサイトへの登録や出会い系サイトへの登録、などを要求してくる業者もいます。
登録しても融資はしてもらえず、ただその登録での報酬を相手に与えただけのムダ足となってしまいます。
闇金や悪徳業者に騙されたら
個人間融資を利用してしまって、闇金や悪徳業者に騙されてしまった!トラブルに巻き込まれてお金を取られた!という方。
そのような業者はカモを見つけると身ぐるみはぐまで襲い続けてきます。
あれこれ口車に乗せようと手を変え品を変え連絡してしたり、脅してきたりを繰り返します。
そんな被害に遭ってしまった場合は警察に行くのは当然ですが、民事不介入という事で実際に動いてくれる事例は少ないのです。
その場合は闇金・悪徳業者の対応専門の行政書士事務所・弁護士事務所にスグに相談しましょう。
職場に嫌がらせ電話がかかってくる、親兄弟に脅し電話が入ったなどの嫌がらせをスグに止めてくれます。
相談無料なのでためらわずに専門家に聞きましょう!
個人間融資で借りる前に、審査の甘い中堅消費者金融に!
個人間融資サイト・掲示板ではこのようにたくさんの危険が転がっています。
大手の消費者金融で審査が通らなかった、追加融資を否決になった、などでお金を貸してくれるところがない!という理由で個人間融資を利用しようとしているあなた、
個人間融資なら信用情報にキズが付かない、誰にもばれない、などの理由で安易に申し込みをしてしまう前に今一度正規の消費者金融にお願いすべきです。
ブラックでも、金融事故経験者でも審査をしてくれる中堅・小規模でも全国対応のネットキャッシングを行ってくれる消費者金融はあるのです。
個人間融資で闇金に関わるってしまい、人生を棒に振らないように、まずは正規登録をしている消費者金融にお願いしましょう。
個人間融資で痛い目に遭わないように、闇金業者と関わりを持たないように気をつけてください!
コメント